努力家廉くん応援日記

永瀬廉くんの活動についてや、自分の意見など、つらつらと書いてゆきたいと思います

たくさんの花束と本音

不器用

 

彼を表す言葉の中で1番しっくりくるのはこれ。

彼が聞いたら「心外や」と怒るかな

だけど私はあえて、彼を"不器用だ"と思う

 

彼の実力やダンスや歌のことではなく、ただただ人間として不器用だと思うんだ。

例えるなら彼の表情と態度、心の中が透けて見えるように顔に出る。

嘘をつくのが世界で一番下手だ

舞台中、コンサート中、MC中、どんな時だって自分が思ったように出来ないと悔しくなる。顔が歪んでいく。相手に失敗したことが伝わるくらい。

照れると顔が赤くなる。

嬉しいと切れ長の目がキツネのようになるまで笑う、声が高くなる早口になる……チャラくなる(笑)

そんな素直さは、プロとして若しくはアイドルとしてタブーとされるのかもしれない。

その素直さは、自分を不利にする。

だけど、彼を知る人間ならきっと知ってる。彼の「素直」はファンとの心を縮める「器用さ」であると。

 

もうひとつ、表現する言葉を挙げるならば「努力」

でも彼はそれを見せてはくれないし、言ってもくれない。見られることが嫌いなのか、苦手なのか、それは彼にしか知り得ないことだけど

 

休日返上で役のことを考え

役に入り込むために裏設定をつくった

みんなに追いつくためにアクロバットを習得し

集合時間の何時間も前から自主練を始め

利き手と逆でバトンをまわす

 

彼は見せない、見せてくれない

 

どんなに人より頑張っても、努力しても、表に出さない。表現しようとしない。

一見、余裕すら感じさせられる立ち居振る舞いは、彼のその姿は他人からは認められづらいだろう。

実際、私の周りの人間の数人はそうであった

だけど、そんな彼の不憫さやいじらしくも必死な姿を見る度に、私は彼に対し"不器用だなぁ"と言う。

 

何より人やものごとに真っ直ぐで、強そうに見えて弱い人。

周りの環境や仲間の存在が大きすぎてきっと何度も心が折れて、追いつけなくなったはず。

至らなさの連続

自分の弱さをきっと沢山感じてきたはず

同年代よりも、思春期にして大人同じ対応をされることに、頭のいい彼は多くのことを我慢してきたはず。

良い意味でも悪い意味でも、人一倍大人にならざるを得なかった彼に対する周りからの声は決していいものではなかった

 

この時彼は何を思ったんだろう

 

長年戦い続けた相方のように、要領よく、ふわっと優しく笑っていられるせいかくだったなら

シンメのように強く、強く、男らしくいられたなら

可愛がるあの子のように、弟でいられたなら

アホでも優しい兄貴でいられたなら

 

でも彼は度が過ぎるくらいやさしくて、呆れるくらい真っ直ぐな人間だから。

自分に向かってくる鋭い矢に一つ一つ丁寧に向き合ったんだろう。

そして悩んだはず

自分の中で消化するために、何倍も何十倍も時間をかけたんだろう。

彼なりに、彼の言葉で力で全て納得してもらう為に。

 

今から私が言うことはこれまでの文章と少し矛盾するかもしれないが、

 

彼はすべてを背負う決断をすることに迷いはなかったと思う。

2015年彼が新しい場所で活動を始める時、彼が彼の中から失くしたのは"どちらかを取ること"だと思った。

 

彼の行動の全ては周りを優先させすぎる彼をただ表していると思う。

だから私は認めない、彼が西を捨てたなんて言葉は。

相方の分も守り続けてきた決断に対して、そんな無責任な言葉は放って欲しくない

彼がとった行動はどっちつかずだとも捉えられるだろうけど、それでも彼に救ってもらった人は沢山いるはず

大袈裟だけど、きっと居る。

彼が思うよりずっとたくさん

 

デビューが決まってまた少し不安になった

彼が背負うものがまた増えるなって。

まだその不安は勝手ながら持ち続けたまま。

それでも、彼が駆け抜けてきた7年間、左右されたたくさんの時間は彼を支えてくれるって信じたい。

 

幸せならこだわらないけど、、、

Jr.という不安定な足場で期間を決めていた彼らしい発言。

 

だからこそ廉くん、夢をあきらめないでくれてありがとう

アイドルが楽しいと言ってくれる君が大好きこれからもたくさん応援させてね

                                                           2018.05.23